AAAAレコードを公開している.jpドメインの割合を、Web公開(Aレコードあり)ドメインを分母として実測しました。
IPv6対応 は、ドメインが AAAA レコードを公開しているかで判定します。IPv4のみの場合はIPv4枯渇・キャリアグレードNAT環境からの接続品質低下・モバイルネットワークからの到達性低下といった課題があり、デュアルスタック (A + AAAA の両方公開) が推奨されます。
本レポートの分母は「Aレコードを公開しているドメイン(= Web公開されていると見なせるドメイン)」です。Aレコードが無いドメイン(メール専用など)はIPv6対応の議論対象外として除外しています。対象 1,284,764 件のうち、AAAAを公開しているドメインは 62,216 件(4.84%)でした。
属性型.jp (co.jp, go.jp など) と汎用.jpで対応状況がどう違うか。
| サブカテゴリ | Web公開ドメイン数 | IPv6対応 | 対応率 |
|---|---|---|---|
| 汎用 .jp | 801,474 | 42,561 | 5.3% |
| co.jp (企業) | 398,785 | 14,938 | 3.7% |
| or.jp (非営利) | 40,674 | 1,220 | 3.0% |
| ac.jp (学術) | 14,784 | 734 | 5.0% |
| ne.jp (ネットワーク) | 12,115 | 897 | 7.4% |
| ed.jp (教育) | 6,202 | 606 | 9.8% |
| gr.jp (任意団体) | 4,457 | 246 | 5.5% |
| go.jp (政府) | 3,247 | 720 | 22.2% |
| lg.jp (地方自治体) | 2,388 | 198 | 8.3% |
| ad.jp (ネットワーク管理) | 638 | 96 | 15.0% |
本レポートは、DNSJPが独自に収集した.jpドメインのうち DNS 解決に成功し、かつ A レコードを少なくとも1件公開しているドメイン(Web公開されていると見なせるドメイン)を分母としています。
IPv6対応は dns_records テーブル内の AAAA レコード(rrtype='AAAA')の有無で判定。AAAAがあれば「IPv6対応」と分類します。分母からAレコードを持たないドメイン(メール専用など)を除外しているため、全.jpドメイン分母の数字とは値が異なります。
AAAAの実際の疎通性(IPv6経路でパケットが届くか)は本集計では検証していません。AAAAを公開しているが疎通しない「IPv6 brokenness」状態のドメインは、ここでは「対応」としてカウントされている点に留意してください。